「人生に意味のないことはない」、でも無駄な仕事はいくらでもある

wasting-time

「人生に意味のないことはない」という格言は、誰もが一度は聞いたことのある言葉だと思います。

ただ、この文言をちょっと変えて、それっぽくなってる言葉って、結構あると思います。
その1つが、「人生に無駄な仕事はない」です。
でも、無駄な仕事はいくらでもありますよね。

ただ、これ思い当たる人、結構いると思います。私もこう思って乗り切った仕事はありました。
無意識にこう思ってる人もいると思います。日本人的感覚なんですかね?

『無駄な仕事はいくらでもある』と認識することで、非効率さ・不便さ・未熟さ、を正当化しなくなり、問題点を浮き彫りにできて、改善方向に進めます。
だからこそ、「人生に意味のないことはない」でも、無駄な仕事はいくらでもある、と意識的に注意しています。

ということで、こっから先はざっくりですが、無駄な仕事の発生例をビジュアル化して、なんで無駄な仕事が発生するのかということを、自戒の念をこめて考えてみます。

無駄な仕事はどこで発生するのか?

無駄な仕事はいくらでもある、とはいえ、無駄な仕事はどんな場合に発生しやすいか、1つの例をざっくりビジュアル化してみました。

まず、必要な仕事が、『A』を『A’』にする、というケースで考えてみます。
ちなみに『A’』は『A』をちょっと変えるだけのイメージです。

無駄な仕事-1

この場合、普通に考えたら無駄な仕事は発生しません。
ただ、この図に一本の線が入るだけで、無駄な仕事は発生しやすくなります。

無駄な仕事-2

この縦線です。この縦線で一番強力なのが、会社の壁ですかね。
つまり『A』を持っている会社と、『A’』にする会社が違う、という壁です。
この場合、下図のようになった経験のある人、いると思います。

無駄な仕事-3

必要なことは、『A』を『A’』にちょっとだけ変える、のはずなのに、
会社の違いなどのせいで、ソフトの問題や、人間を含めたハードの問題が発生し、
『A』を『A’』にダイレクトに変えれず、『B』を迂回をして『A’』に辿りつきます。
この『B』への迂回部分が無駄な仕事です。

もっとひどいケースでは、下図のように迂回中に最初の『A』が出てきちゃってたりします。

無駄な仕事-4

こうなってる時でも、普通は何かしらの理由はあるはずなので、ベストを尽くしている感覚の人もいるでしょう。でも、図にするとえげつないですね。
とはいえ、こんなに分かりやすい例ばっかりじゃないので、気づかない方が多いかもですね。

一応、無駄なのか分かりにくい例も書いてみます。
(迂回が目的化しているパターン)
『B』への迂回中に、『A’』への変換という本来の目的、以外の仕事を織り交ぜ、それが目的化している。
そのうえ、それが必要なコミュニケーションだったりすると、迂回が正当化されやすいし、解決もされにくい。たぶんこんなケースの方が多いかもしれないですね。

なぜ無駄な仕事が発生するのか?

先にちょっと触れましたが、会社の違いなどのせいで、ソフトの問題や、人間を含めたハードの問題が発生し、そのせいで無駄な仕事が発生すると、書きました。

ただ、技術的な問題で発生する無駄な仕事は、今の時代、割合としてはそんなに多くないと思います。
本当に多いのは、コミュニケーション不足や仕切りの悪さ、錯覚、その他意識の問題、などの人の問題だと思います。

なぜ解決できないのか?

これは、なぜ無駄な仕事が発生するのか?と同じで、技術的な問題より人の問題です。
解決しなくても良いと思っているか、それが当たり前で問題だと思っていないから、のどちらかです。
ほとんどが人の問題なので、本気で解決しようと思ったら前進するはずです。

ただ幸いにも、こういった問題は組織の外にいる人の方がよく見えます。しかも人の問題がほとんどなので、外からのアプローチの方が改善しやすいことが多いです。相当な全体感をもつ管理者が中にいれば話は別ですが。

ちなみに私の場合はこうならないように、無駄な仕事はいくらでもある、と常に注意しています。
それでも、気づくとおもいっきり迂回して無駄な仕事をしてるときがありますが。。。

ABOUTこの記事をかいた人


34歳、千葉県生まれ。大学卒業後、税理士法人・財務コンサルティング会社などで10年間勤務の後、独立。現在は中小企業の税務顧問などをしながら、創業100年企業の財務戦略を支援したりと税理士業以外での活動フィールドを拡大中。高城剛は天才だと思う。好きな言葉:一寸先は光。
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