Kindleの過小評価を覆す、Kindle『市場調査機能』が経営に貢献

Kindle

アマゾンのKindleには市場調査機能がある、これご存知ですか?

今回は、過小評価されているKindleのある1つの機能と、その活用法を紹介します。

Kindleユーザーはこの機能そのものはみな知っているはずですが、本を読むときに邪魔だから、とその機能をオフにする人も多いと思います。

こういった人は参考になると思います↓

・Kindleを買ったけど全然使わなくなった。。でも本当は生かしたい(私もこれ)
・Kindleを買おうか迷っているけど、ネットの声を見ると踏み切れない、
・そもそもKindleなんて紙の本が電子化されただけでしょ、

という人で、

 販売市場、起業市場、転職市場など、あらゆる市場の『大衆の声』を知りたい人
具体的には、
経営者、マーケティング担当者、起業家支援、マネジメント層、あとは人事担当者など、
「世の中の声を知りたい、人が何を求めているのか知りたい、何に注目しているのか知りたい、求職者が何を考えているか知りたい」、と考えている人

ちなみに、Kindleの市場調査機能とは『他人のハイライト』機能です。

Kindleの『他人のハイライト機能』とは?

Kindleユーザー以外のために説明すると、Kindleには、紙の書籍でいうところの、蛍光ペンでのマーク、のような機能があります。それがハイライト機能です。

こんな感じです↓

ハイライト機能

テキストデータとして出力も可能です。『新訂 孫子(岩波文庫)』

 で、このハイライトは自分がKindleでマークした箇所ですね。当たり前ですが。
ここまでは、「まぁ、あるよね」って感じの機能なんですが、これの進化版の機能が『他人のハイライト』です。
名前で分かると思いますが、本を読んでいて、他人がハイライトした箇所になると、『何人がハイライトしています』って出てくるんです。
補足
もちろん他人のハイライト箇所が全部出るわけではありません、ある程度の人数以上がハイライトした箇所だけ出ます。
本によっても、何人以上で他人のハイライト箇所が表示されるかは違います。
こんな感じです↓

他人のハイライト機能

堀江貴文 本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

これが他人ハイライト機能です。

Kindleの『他人のハイライト』がなぜ使えるのか?

他人のハイライトは、純粋に本を読みたいKindleユーザーからすると、ただただ邪魔です。人の注目しているところなんて、本を読むうえで関係ないですからね。
と、この機能はオフにもできるので、機能を使ってない人の方が多いかもしれません。

他人のハイライト機能をオンにしていると、そのハイライト箇所を見て、「ふむふむ」と思ったり、「えっ、そこ?」と思ったりすると思います。

他人のハイライト機能

堀江貴文 本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

この上のハイライト箇所↑についても、人によって「ふむふむ」と思ったり、「えっ、そこ?」となりますよね。

ただし、この他人のハイライト箇所こそが、その本を読んだ世の中の人が注目した箇所なんです。
これは考え方によっては使えますよね?

ホリエモンの本のハイライト箇所を利用するとこうなる

例えば、上のホリエモンの本のハイライト箇所は、

やりたいことを見つけてノリとフィーリングでチャレンジするだけ

ここを世の中の人がマークしてるんです。

補足
話はそれますが、ホリエモンは、この本の別のページで、自分は普通の人の10倍以上の情報を日々浴び続けている、って書いてあるんです。
つまり、ホリエモンのフィーリグの精度は、普通の人とは10倍以上違うんです。
でもそっちはスルーなんです、努力サイドの話は。

これは、例えば起業家支援の仕事をしていて、起業を検討している人がどんな考えを持っているのか、と知りたいときの参考になりますね。

それを踏まえたうえで、表からメッセージを出すのか、裏側の心理をつきに行くのか、と考えられますね。
もしくは、『2:8の法則(パレートの法則)』で考えるなら、このハイライト箇所が世の中の8割の意見で、2割の成功する起業家はこの考え方はしてない、と考えることもできますね。

 

【ダイレクトにメッセージを発信する】
「やりたいことがあるなら、あとは勢いでやるだけです!成功するかしないかは、実行力だけです!」
【裏側の心理をついたメッセージを発信する】
「勢いでやりたいことをやっても失敗します、まずはビジネスモデルをしっかり考えましょう!」
【2:8の法則(パレートの法則)で市場を知るために利用する】
2割の成功する起業家は、ノリとフィーリングでチャレンジ、という考え方はしない、という市場を知ることができる(もちろん起業家全員が同じ本を読むわけではないので、それは織り込む)。

 

どうでしょう?

あくまでも一例ですが、使い方は色々ありますよね。
例えば人事担当者、採用担当者が、転職市場、求職市場にいる人たちの考えを知りたいときには、その市場にいる人が読みそうな本の『他人のハイライト』を意識して見ると、何かわかることもありますよね。

他にもKindleの電子書籍の数だけ使い方はあると思います。

『他人のハイライト』機能の裏技

他人のハイライト機能をビジネスで使う方法をここまでは説明しましたが、
最後に、どうでもいい使い方を紹介します。

それは、多くの人に好まれる『書評』『本の感想』を時間をかけずに書きたいときです。
そんなことする必要があるかどうか、はさておき。。

他人のハイライト箇所は、その本を読む多くの人が納得する部分です。
なので、他人のハイライト箇所を中心に構成した書評を書けば、時間がなくてもそれなりに仕上がるはずです。深みのある内容にはならなそうですが。あとフィクションの本は無理ですね。

今度やってみます。
『書評ブログ、他人のハイライト版』(笑)

まとめ

アマゾンのKindleには市場調査機能があります。
あらゆる市場の『大衆の声』を知りたい人にはおススメです。

ただし、本によって他人のハイライトの人数も全然違うので、市場を知るという意味では、ある程度売れている本でやった方が良いです

ABOUTこの記事をかいた人


34歳、千葉県生まれ。大学卒業後、税理士法人・財務コンサルティング会社などで10年間勤務の後、独立。現在は中小企業の税務顧問などをしながら、創業100年企業の財務戦略を支援したりと税理士業以外での活動フィールドを拡大中。高城剛は天才だと思う。好きな言葉:一寸先は光。
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